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教育ニュース

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県立高校普通科の隣接通学区域からの入学枠引き上げ

福島県教委は、県立高校普通科の隣接通学区域からの入学枠を、現行の3%または8%から、2009年春の入試から一律20%に引き上げることを決めた。将来の学区撤廃を視野に、最低2年間実施する。

 県立高は総合学科や定時制に通学区制はないが、普通科のみ8学区が定められている。隣接学区からの入学は現在、耶麻・相馬・いわきの3学区が定員の8%以内、県北・県中・県南・会津・双葉の5学区が3%以内としている。

 11日の県教育委員会定例会で、生徒が希望する学校に行けるように、隣接区からの入学枠拡大が適当との意見で一致した。県教委が昨年行った中3の進路調査で、隣接区からの入学希望者が、最も多い高校で約18%だったため、拡大枠を20%とした。

 県教委は学区撤廃を検討して、昨年10月に中学生や保護者ら約3万人にアンケートを実施。約5割が「今のままでよい」と回答したため、昨年12月に学区撤廃を先送りした。